はじめに
私たちの日常で出会う石は、単なる岩石以上の不思議な魅力を秘めています。静岡県富士宮市にある奇石博物館は、そんな珍しい石の魅力を存分に堪能できる施設です。今回のブログでは、この博物館の見どころや体験できるアクティビティ、アクセス方法など、奇石ファンなら誰もが心踊る情報を詳しくご紹介します。
奇石博物館の概要
奇石博物館は、1971年に開館した静岡県富士宮市にある博物館で、世界各地から集められた不思議な形や性質を持つ石を展示しています。館内には常設展示約1800点のほか、企画展示も開催されており、石の魅力を存分に味わえます。
石に触れて学ぶ
同館の大きな特徴は、実際に石に触れて体験できる点にあります。解説コーナーでは、さまざまな石の特徴や成り立ちについて手に取って学ぶことができます。子供連れの家族にも人気の施設となっています。
中でも注目すべきは、国の天然記念物に指定されている「桜石」の展示です。この不思議な石は、花びらのような形をしており、江戸時代から知られていました。桜石の成り立ちや歴史について詳しく解説されているので、ぜひ見逃せません。
宝石探しの体験
博物館に併設された「宝石わくわく広場」は、砂利の中から実際に宝石を探して持ち帰ることができる体験施設です。水晶やジャスパー、ガーネットなど40種類以上の宝石が埋まっており、宝探しを楽しめます。特に春分の日や春休みには大変混雑するそうなので、時間に余裕を持って訪れましょう。
体験料金 | 時間 |
---|---|
600円 | 30分 |
博物館の創設者
奇石博物館の創設者である木内石亭は、日本最古の岩石・鉱物の専門書「雲根志」を著した人物でもあります。彼の奇石への造詣は深く、この博物館の礎を築いたといえるでしょう。石の愛好家にとって、木内石亭の足跡を辿ることも大きな魅力となっています。
アクセス方法と営業時間
奇石博物館への主なアクセス方法は以下の通りです。
- 富士ICから車で約30分
- JR身延線富士宮駅からタクシーで約20分
営業時間は以下の通りですが、ご注意ください。
- 通常期間: 9:00~16:30 (入場は16:30まで)
- 5月1日~5日: 9:00~17:00
- 1月1日~3日: 10:00~16:00
- 水曜日と年末年始は休館日
- 7月20日~8月31日は無休
駐車場は無料で、普通乗用車約130台分、大型バス約25台分の収容スペースがあります。
入館料と施設情報
奇石博物館の入館料は以下の通りです。
- 大人: 700円
- 小中高生: 300円
- 幼児: 無料
その他の主な施設情報は以下の通りです。
- 所在地: 静岡県富士宮市山宮3670
- 電話番号: 0544-58-3830
- FAX番号: 0544-58-5061
- ウェブサイト: http://www.kiseki-jp.com/
館内には、ミュージアムショップもあり、テレビ石やアクセサリーとしても使える貴石、化石などを購入することができます。
まとめ
奇石博物館は、珍しい石を実際に手にとって学べる貴重な施設です。子供からお年寄りまで、誰もが石の不思議な魅力に触れられるでしょう。宝石探しの体験や、国の天然記念物である桜石の展示など、見どころも多数あります。奇石ファンはもちろん、旅行の際の立ち寄りスポットとしても最適な場所です。ぜひ一度足を運び、奇石の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
奇石博物館の主な特徴は何ですか?
博物館内では実際に石に触れて学べる点が大きな特徴です。常設展示約1800点のほか、企画展示も開催されており、石の魅力を存分に味わえます。国の天然記念物に指定されている「桜石」の展示も見逃せません。
宝石を探す体験はどのようなものですか?
博物館内にある「宝石わくわく広場」で、砂利の中から実際に水晶やジャスパー、ガーネットなど40種類以上の宝石を探して持ち帰ることができる体験施設です。特に春分の日や春休みには混雑するので、余裕を持って訪れることをおすすめします。
博物館の創設者はどのような人物ですか?
奇石博物館の創設者である木内石亭は、日本最古の岩石・鉱物の専門書「雲根志」を著した人物でもあります。彼の奇石への造詣は深く、この博物館の礎を築いたといえるでしょう。石の愛好家にとって、木内石亭の足跡を辿ることも大きな魅力となっています。
博物館へのアクセス方法と営業時間は?
奇石博物館への主なアクセス方法は、富士ICから車で約30分、JR身延線富士宮駅からタクシーで約20分です。通常期間の営業時間は9:00~16:30(入場は16:30まで)ですが、5月1日~5日は9:00~17:00、1月1日~3日は10:00~16:00となります。水曜日と年末年始は休館日で、7月20日~8月31日は無休です。
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